この記事は2014年3月19日に地域日刊紙『大衆日報』に掲載されたものです。
コラム『おいしい おしゃべり』VOL.13 2014年3月号
甘食も南蛮菓子の仲間です!
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南蛮菓子がやってきた!
この記事は2013年7月31日に地域日刊紙『大衆日報』に掲載されたものです。 コラム『おいしい おしゃべり』VOL.5 2013年7月号 ポルトガル船が来た! 何分、遠い昔の事ですので書 ...
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『おいしい おしゃべり』スタートから丸一年です!継続は力なり。
ありがとうございます\(^o^)/
今回のテーマは、昔ながらの懐かしいお菓子、甘食です。
甘食の起源は定かではなく、明治の中頃に誕生したのではないか、と言われています。
原材料は、小麦粉、砂糖、卵、バター、牛乳か水、膨張剤で、高温でいっきに焼き上げます。
この頃誕生したお菓子のほとんどは、南蛮菓子の影響を受けていると思いますが、甘食もその一つです。
こうして甘食の独特の形はできる!
形状としては山のように膨らみ、上部の先端が尖っているのが特徴です。
窯(かま)に入れた甘食は、外側から温められ固まっていきます。
最後に中心部の火が通る時に行き場のなくなった生地がてっぺんに噴火し、甘食の山を形成します。
日本人の大好きな富士山にも例えられます。
甘食は日本のマフィン?
甘食は家庭的なおやつとして昔から親しまれてきました。
原材料と製法を見ると、甘食は、外国のおやつ、マフィンに良く似ています。
出来上がりの形も、上部が噴火してヒビが入っている所まで、とても良く似ています。
家庭的なおやつとしてアメリカでマフィンを食べていた頃、日本では甘食を食べていたのですね。
甘食は和風マフィンだったのです。
関西では知られていない?
素朴な甘さの甘食は、昔は、ご飯とご飯の間に食べる間食用のお菓子としても重宝されたそうですが、関東ではポピュラーな甘食も関西ではあまり知られていないようです。
やはり、関西ではカルメラ焼があった為に浸透しなかったのでしょうか。
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「キャラメル」と「カラメル」と「かるめら」と「かるめ」のお話
この記事は2013年5月17日に地域日刊紙『大衆日報』に掲載されたものです。 コラム『おいしい おしゃべり』VOL.3 2013年5月号 「キャラメル」と「カラメル」と「かるめら」と「か ...
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当店の甘食は栄養満点のお菓子!
当店の甘食は、新鮮卵を使用し、牛乳だけでこねています。
良質のタンパク質、カルシウムが豊富で栄養価が高く、口あたりが優しいので、朝食や食欲がない時の主食としてもおすすめです。
当店の甘食はちょっと大きめサイズですので、一つで充分ご満足頂けると思います。
時間のない朝にも食物繊維が手軽に摂れるフルーツ甘食をコーヒーと合わせてみてはいかがでしょうか。
(日本茶にも良く合いますよ)
毎日のおやつにも美容と健康を意識して頂けたらと思います。
もちろん、保存料を使用せず、昔ながらの手作りの味です。
この程、レシピを改良し、更に美味しくなりました。是非、お試し下さいませ。
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今年もありがとうございました!
この記事は2019年12月14日に地域日刊紙『大衆日報』に掲載されたものです。 コラム『おいしい おしゃべり』VOL.74 2019年12月号 今年は甘食を作り続けた一年でした 「一年あ ...
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