コラム

寒い日の生野菜の食べ方

この記事は2019年3月16日に地域日刊紙『大衆日報』に掲載されたものです。

 

コラム『おいしい おしゃべり』VOL.65 2019年3月号

寒い日でも生野菜の生きた栄養をとろう!

春一番が吹きました。

皆様は、どんな時に春を感じますか?

コートなどの上着がいらなくなったり、桜の開花などでしょうか?

私は、手を洗う水道の水が気持ちよくなってきたら、春を感じます。

そしてもう一つ、生野菜に対して食欲がわいてきたら春を感じます。

というのも、生野菜には生きた栄養がたっぷり含まれていますが、寒い冬だと、なかなか箸が進みません

どうしても、お鍋を中心とした体があたたまる温野菜ばかり食べたくなります。

 

生野菜の栄養を壊さず頂く方法とは?

生野菜には、食物酵素、酵母菌、ビタミン類など、健康と美容にうれしい栄養が豊富に含まれています。

これらの栄養素は、加熱調理で壊れたり、水に溶けだして、減ってしまいます

特に、ビタミンCが熱に弱いことは有名ですよね。

一番いいのは、温野菜も生野菜も両方食べることなのですが、寒い冬はどうしても生野菜への食欲が減退してしまいます。

そこで、いい方法を思いつきました。味噌汁に入れるのです。

なんだ、そんなの普通の野菜の味噌汁じゃないか。

いいえ、最初から野菜を煮てしまうと、熱に弱い栄養素が死んでしまいます。

ポイントは、食べる寸前に野菜を味噌汁に入れることです。

食べる寸前に味噌汁に入れることで、野菜が程良く温まり食べやすくなります。

また、熱による破壊も最小限におさえることができます。

水に溶けだした栄養もそっくり頂くことができます。

 

レシピ

 

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1
シイタケを入れた味噌汁を作る。

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2
味噌汁をおわんに入れる。

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3
トマト、レタス、ワカメなどを入れて食べる。

粉チーズやオリーブオイルをかけても美味しいです。

 

毎日ちょっとでも食物酵素を摂り続けることが大事

もちろん、生野菜を入れることで味噌汁の温度は下がってしまいますが、生野菜をスイスイ食べれてしまいます

食物酵素や酵母菌やビタミン類は60度位で死んでしまう物もありますが、生き残っている物もあります。

生野菜は冷たくて食が進まない、でも、生野菜の生きた栄養は摂りたい、という方には是非おすすめです。

毎日の積み重ねで、少しずつでも生きた栄養を摂り続けることが美容と健康には大切なのではないかと思います。

どうしても、熱い味噌汁がお好きな方は、もう一杯は熱い物をお召し上がり下さい。

まだ少し肌寒く感じた日などは、ぜひお試し下さいませ。

寒い日におすすめ!
野菜の生きた栄養が摂れる生野菜味噌汁です(*^。^*)/

 

山口由美子

大正3年創業 山口製菓舗 専務。1967年生まれ、おうし座。生まれも育ちも千葉県銚子。 趣味はギター弾き語りです。宜しくお願い致します\(^o^)/

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