この記事は2017年8月16日に地域日刊紙『大衆日報』に掲載されたものです。
コラム『おいしい おしゃべり』VOL.46 2017年8月号
独特の味「酢」には、独特の効能があった
夏になると、無性にお寿司が食べたくなりませんか?
その理由を考えてみました。
まず、酸っぱいものを口にした時、さっぱり爽やかですよね。
これだけで、充分な理由になるのですが、もう少し科学的に探ってみました。
夏は暑く食欲が落ちやすくなりますが、酸っぱいものを摂ることで分泌される胃液と唾液が食欲を促してくれます。
しかも、消化吸収を助け、胃腸を整えてくれます。
また、酢飯の酢に含まれるクエン酸が、炭水化物を糖に分解するのを助けるため、ご飯の消化を良くし、きちんとエネルギーに変えてくれます。
さらに、クエン酸は疲れの原因となる乳酸を取り除く力があることは有名ですよね。
夏は暑いだけで体が疲れ、食欲も落ち、冷たい物ばかり飲食して胃腸も弱まりがちになりますが、酢は疲労を回復し、食欲を促進してくれて、しかも胃腸の働きを助けてくれるのです。
このような理由から、体は無意識のうちに、酢を欲しているのではないでしょうか?
また、これは私の推測ですが、食べ物が痛みやすい夏の時季は、酢で味付けした食品が安心だという事を、いにしえの昔から人の遺伝子には刻まれているような気がします。
さて、「酢」は「酒」で「作る」と書くように、酒からできています。
日本はお米を使う日本酒で、酢は米酢ですが、世界中には、ワインを原料としたワインビネガーなど色々なお酒からできた色々な酢があります。
お寿司に限らず、酢の物、最近ブームの飲む酢ドリンクなど、酢を活用して夏を乗り切りましょう!
当店の「酢」を活用した商品
当店では、人参と大根を酢漬けにした自家製ピクルスをタマゴサラダにサンドするハッピーサラダが人気です。
人参と大根の自家製ピクルス
銚子バーガーやハッピーサラダコッペパンにサンドしています♪
キュウリのピクルス
ツナサラダのコッペパンにキュウリのピクルスをサンド
ぜひ、おすすめです!
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銚子版バインミー銚子バーガー
この記事は2016年9月21日に地域日刊紙『大衆日報』に掲載されたものです。 コラム『おいしい おしゃべり』VOL.35 2016年9月号 バインミーとは? 「バインミー」ってご存知です ...
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