この記事は2019年1月16日に地域日刊紙『大衆日報』に掲載されたものです。
コラム『おいしい おしゃべり』VOL.63 2019年1月号
自然食品は酵母が住み着いてヘルシー♪
新しい年がスタートしました。
今年もどうぞよろしくお願いいたします。
お正月に松前漬けを作りました。
松前漬けとは、北海道の郷土料理です。
スルメ、昆布、人参を細切りにして、醤油、酒、みりんで味付けします。
昆布からヌメリが出て、混ぜれば混ぜるほどネバネバが増します。
スルメは水分を吸ってふやけてほどよくやわらかくなって美味しいです。
子供の頃は、イカばかり狙って食べていましたが、大人になってからは人参が美味しく感じ、多めに入れたので彩りもきれいです。
お正月に作り過ぎてしまった松前漬けを毎朝食べています。
特に、納豆ご飯の上にかけると最高に美味しいです。
納豆のネバネバと、松前漬けのネバネバで、ご飯が進みます。
考えてみれば、松前漬けは作り置きのできる保存食です。
昆布の食物繊維、ミネラル、イカのDHA、EPA、人参のカロテンが手軽に摂れてとてもヘルシーです。
生の人参を朝から美味しく食べられるのは嬉しいです。
ぬか漬けと同じく、毎日よくかき混ぜて冷蔵庫で保管すれば長持ちします。
お正月に何気なく作った松前漬けが我が家の常備食となりそうで、今度はアレンジとして、オクラ、ピーマン、セロリなども入れてみようと意気込んでいます。
よろしければ、ぜひ、皆様もお試しくださいませ。
納豆ごはんにあう栄養満点「松前漬け」(*^。^*)/