醤油が生きている

コラム『おいしい おしゃべり』VOL.62　2018年12月号

水を買う時代

今年最後のおしゃべりは、やはりなんといっても銚子の特産品代表である醤油のお話で締めたいと思います。

と、その前に、水のお話から。

お金を出して水を買うことに抵抗がない時代になりました。

外出時にはペットボドルの水を持ち歩くようになりました。

500mlのペットボトルの水が一本100円以上します。

「湯水のように金を使う」という、ことわざも今では意味が少し違ってきているのかなと思います。

醤油が生かされている！

そして次に、ノンオイルドレッシングのお話です。

ダイエット中や健康志向の人に大人気です。

味のバリエーションが増えたり、ビックボトルが出たり、プルトップ（中蓋）が改良されたりと躍進が止まりません。

サラダや総菜にドボドボ使うので、使用量が多く、すぐに使い切ってしまいます。

私は時々思います。

「飲み水が100円以上もする。醤油は長い年月かけて造る割には安価だなぁ。しかも、飲むわけでなし、ドボドボ使うわけでなし。ノンオイルドレッシングがうらやましい。」

ですが、この話には良い結末がありました。

ノンオイルドレッシングの原料は醤油なのです。

ノンオイルドレッシングが売れれば売れる程、醤油も生かされている、ということです。

長い年月と手間ひまかけて造った醤油の奥深い美味しさは色々な調味料に生かされているのです。

めでたし、めでたし。

ヤマサ醤油、ヒゲタ醤油、宝醤油の皆様、いつも美味しい醤油をありがとうございます！

来年もよろしくお願いします！

当店の商品『醤油木の葉パン』

さて、当店とヤマサ醤油でコラボした「醤油木の葉パン」が大人気です。
また、「醤油サブレ」「醤油ラスク」は、銚子の醤油をブレンドして作っています。ぜひ、おすすめです！

今年も一年大変お世話になりました。来年も何卒よろしくお願い致します。皆様、ご健康でよいお年をお迎えくださいませ！

ヤマサとコラボ「醤油木の葉パン」
おいしいおしゃべりVOL.43でも紹介させていただきました！
よろしければご覧下さいませヽ(^。^)ノ