コラム

マドレーヌとパウンドケーキの製法の違い

この記事は令和3年(2021年)5月30日に地域日刊紙『大衆日報』に掲載されたものです。

 

「焼き菓子の名前を言って下さい」

と言われたら、間違いなくベスト5に入るのが、マドレーヌとパウンドケーキではないでしょうか?

今回は、マドレーヌとパウンドケーキの違いについてお話したいと思います。

マドレーヌ

材料が同じでも製法が異なる

マドレーヌはフランス発祥パウンドケーキはイギリス発祥のお菓子です。

使用する基本材料は、どちらも小麦粉、バター、卵、砂糖と同じです。

ところが、製法が少し異なります。

マドレーヌは、①卵、②砂糖、③小麦粉、④溶かしバターの順番ですが、

パウンドケーキは、①バター、②砂糖、③卵、④小麦粉の順番で作るのが基本です。

 

よく、焼く前に“生地を休ませる”と言うけど・・・

マドレーヌ・・・・・生地を休ませる

パウンドケーキ・・・生地を休ませない

 

小麦粉を先に入れるマドレーヌはグルテンが出やすいため、生地を休ませてから焼きますが、パウンドケーキは小麦粉を最後にさっくり混ぜるためグルテンが出にくく、生地を休ませる必要がありません

 

同じ材料でも、入れる順番などの製法を少し変えるだけで、まったく異なった風味のお菓子ができるのはとても楽しいですね。

 

当店の新作『2種のマドレーヌ食べ比べ』

マドレーヌ

当店では、『2種のマドレーヌ食べ比べ』(税込324円)を新発売いたしました。

『2種のマドレーヌ食べ比べ』をお求めいただける店舗

★銚子セレクト市場

★イオン銚子店 1F ギフト銘店売場(7/1~)

清川町店舗は現在お休みをいただいております。
再開にむけ準備中です。
大変ご不便をおかけいたしますがもうしばらくお待ちいただきますようお願いいたします。

 

 

★溶かしバターのマドレーヌ

(全卵を一度に加え、溶かしバターを使用したマドレーヌ)

★焦がしバターのマドレーヌ

(卵白と卵黄を加えるタイミングを分けて、焦がしバターを使用したマドレーヌ)

以上の2種類のマドレーヌがセットになっています。

同じ材料と分量ですが全く風味の異なるマドレーヌに焼き上げています。

皆様はどちらがお好みでしょうか?

ご意見をインスタグラムのコメント欄からお聞かせ頂けますと幸いです。

 

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山口製菓舗のインスタグラム

ベーカリー赤毛のアンのインスタグラム

 

2種のマドレーヌ食べ比べ

 

新メンバーのご紹介

『2種のマドレーヌ』を作りましたパティシエをご紹介させていただきます。

4月から、山口製菓舗に新メンバーとして加わりました、山口雄大です。

シェフパティシエ  山口 雄大 プロフィール

山口 雄大(ヤマグチ ユウダイ)

1993年 10月11日 生まれ

2012年 3月 銚子市立銚子高等学校 卒業

2015年 4月 トシ・ヨロイヅカ入社(アトリエ勤務)

2016年 3月 日本大学 卒業

2016年 3月 東京製菓学校 卒業(夜間部・2年間皆勤賞)

2016年 4月 トシ・ヨロイヅカ 一夜城ファームへ転勤

2016年  12月 ル・ジャルダンブルー 入社(東京都多摩市)

2018年 4月 ホテルニューオータニ 入社(本店勤務・パティシエ)

2021年 4月 山口製菓舗 入社

【得意なお菓子】タルト、チーズケーキ、焼き菓子

【好きな食べ物】かつ丼セット(冷たいお蕎麦)

【趣    味】テニス、ヨガ

 

素材にこだわり丁寧に作ったお菓子をリーズナブルな価格でお届けさせていただきます。
何卒よろしくお願いいたします。シェフパティシエ 山口 雄大

 

山口由美子

大正3年創業 山口製菓舗 専務。1967年生まれ、おうし座。生まれも育ちも千葉県銚子。 趣味はギター弾き語りです。宜しくお願い致します\(^o^)/

本日もお読み頂きありがとうございました。
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