この記事は2021年3月20日に地域日刊紙『大衆日報』に掲載されたものです。
コラム『おいしい おしゃべり』VOL.89 2021年3月号
2021年2月 TBS『Nスタ』で紹介された当店の甘食
(京王百貨店 ご当地パンイベント)
全国の【ご当地パンイベント】で当店の甘食が大人気!!
最近、百貨店で人気を集めている催事があります。
全国各地から地元で流行っているパンを集めて販売する『ご当地パンイベント』です。
当店でも数年前からオファを頂くようになり、現在では毎月のように『ご当地パンイベント』に出品しています。
1967年(昭和42年)販売スタート 地元銚子で一番最初の調理パン【サンオレ】
ところで、ご当地パンといえば、当店の『サンオレ』というパンがあります。
昭和42年に誕生し、地元のお客様からご指示を頂き長い間作り続けている、今年2021年時点で発売から54年になる超ロングセラー商品です。
半世紀以上も食べられているサンオレ!!
テレビ朝日『シルシルミシルさんデー』で【ご当地パン・千葉県代表】に選ばれる!!
2014年6月にテレビ朝日『シルシルミシルさんデー』の番組内で『全国ご当地パン決定戦』企画に当店の『サンオレ』が千葉県代表として登場したのをきっかけに、『サンオレ』は千葉県のご当地パンと言われるようになりました。
MCの『くりぃむしちゅー』さん、レギュラーの『バナナマン』さん、『マツコ・デラックス』さんに品評されるという内容だったと思います。
TBS『マツコの知らない世界』でも【千葉県ご当地パン】としてマツコさんに絶賛&完食いただく
また、2017年11月に『マツコの知らない世界』の地元パン特集では、マツコさんが番組オープニングで台本にはないご自分の意思で当店の『サンオレ』を手に取り、しかも完食し、
『これ、美味しい~』とまで言って頂き、『サンオレ』は『千葉県ご当地パン』としてお墨付きを頂いた気持ちになりました。ちなみに、マツコさんは千葉県民です。
そして、「マツコさんは大のパン好きで、たとえテレビであろうと美味しくないものに対しては「まずい」とハッキリおっしゃる方ですので、あらかじめご了承ください。」
とスタッフの方からお聞きしていたので、最初はドキドキでした。
マツコデラックスさんと『地元パン』著者の甲斐みのりさん
マツコさんのうしろの棚には、当店のサンオレと木の葉パンが5個ずつ並べてあり
そのうちのサンオレ1個をマツコさんは手に取ってくれました。
CM前にマツコさんの顔イラストで隠されているのはまさしく当店のサンオレでした。
収録後にスタッフの方からも「マツコさんがリアルに美味しいと言っていましたよ~」と
おっしゃっていただき大変うれしく思いました。
ご当地パンのスペシャリストである甲斐みのりさんが書かれた本『地元パン手帖』です。
当店のサンオレも載っています(*^_^*)
という訳で、全国のご当地パンイベントから「サンオレを出品してほしい」というご依頼を沢山頂くのですが、出品できない理由があるのです。
それは、消費期限です。
『サンオレ』は作ったその日中に食べなくてはいけない為、発送できないのです。
その為、『サンオレ』のピンチヒッターとして、『甘食』を出品したのです。
『甘食』は、『甘食パン』とも呼ばれる為、「あり!」ではないかと。
ピンチヒッターとして出品した【甘食】が大ヒット商品に!!
すると、次のような事がおこりました。
野球に例えると、『ご当地パンイベント』という試合において、打順が回ってきた『サンオレ』という打者に代わって、打席に入った『甘食』がヒットを飛ばしたのです。
今年2月には、京王百貨店(東京新宿)で『ご当地パンイベント』が開催され、当店の『甘食』の製造風景が、TBSの夕方の情報番組『Nスタ』で紹介されました。
もともと少し早めの2017年9月から、全国の百貨店向けに『甘食』の卸売りを開始しておりましたが、このテレビ放送をきっかけに新たに全国の百貨店様やスーパー様から「山口製菓舗の甘食を販売したい!」、「お客様からの要望がある!」とのご連絡をいただくようになりました。
これは、野球用語で言うと『ヒットエンドラン』に当たるのでしょうか?
コラム今号は89回(89=ヤキュー=野球)なので無理やりからめてみました(苦笑)
当店の手作り甘食を全国の一人でも多くのお客様にお届けしたいと思います。
全ては地元の皆様のお陰です。ありがとうございます。